アニメカービィの世界観の中で使われている共通言語は?(二訂版)


アニメ『星のカービィ』は日本で放送されている以上、キャラクターはみんな日本語で喋っていることになるわけですが、それがアメリカで放送されればキャラも英語を喋る、というように、キャラの喋る言語は放送される地域によって翻訳されています。
そのため、当然の結果ですが、キャラクターたちが本来喋っている、その世界観の中で共通となっている言語が、空想的に考えられます。つまり、フーム様やらデデデ大王やらは本来『プププ語』とも呼ばれるべき何らかの言語を喋っていて、それが放送の都合上日本語やら英語やらに翻訳されている、という風な、ある種ファンの妄想(自虐?)とも言える解釈が出来るわけです(表現の仕方について悪気はありませんことを、念のため宣言しておきます^^;)
この項ではその仮想の『共通言語』を、アニメの描写の中から探ってみよう、という試みが記されています。

方法はただ一つ、アニメを見まくる
その結果私が確信したのは、アニメの中で出てくる、言語と呼ばれるべきものは、主に以下の五つだということです。
 1.英語
 2.日本語
 3.古代プププ文字
 4.バーコードのような文字(言語名不明)
 5.『わにゃわにゃ』聞こえる言葉(言語名不明)
またこれらの主な登場シーンを参考までに挙げると、
 1.主にチャンネルDDDや、デデデ大王の建てる立看板など。
 2.コックカワサキのレストランなど。
 3.古代プププ文明で使われていたと思われる言語。またカインの書き言葉。
 4.小説『パピーポッティと愚者の石』や、大王城に押しかけた村民の持っていたプラカードなど。
 5.ププビレッジにやってきた観光客や、ワドルディ兵士の会話(?)など。
アニメの描写の中では言語に関する描写もいくつかあったので、それを考えに含めながら以上の5つのうち最も普及している範囲が広いと考えられるものが共通言語だと考えることが出来ます。

ところで以上の5つのうち、以下の三つは共通言語の候補から除くことが出来ます。
 2.日本語  3.古代プププ文字  5.『わにゃわにゃ』聞こえる言葉
2.については、使われている場面が極端に少ないので、共通言語と考えるのは難しいからです。
3.については、何といっても『古代』という名前がついている時点で、アニメの時代よりも古い時代に使われていたものだと考えるのが適当だからです。
5.については、第48話『プププランド観光ツアー』にて、プププランドにやってきた観光客にワドルドゥ兵士が通訳として同行していたことから、この言語を喋るものはププビレッジにわずかしかいないと考えることが出来るからです。
よって、共通言語の候補として考えることが出来るのは1か4であると思われます。また、4の言語については言語名が不明なので、ここでは便宜上仮に『線文字i』と呼ぶことにします。

さて、残った候補『英語』と『線文字i』について、その普及範囲を調べてみると、以下の表の通りになります。
言語の普及範囲
 読める読めないその他使用されてる場面
英語フーム様、エスカルゴンなどの知識人層。また単語レベルの理解は子供層に可能であることが判明している。(アニメ第28話参照)ガンク、モソなどの大人が読めないことから、恐らく学識のない一般人には読めないと推測される。(*)(アニメ第28話参照)チャンネルDDD、広告、看板などで使われる。
線文字iフーム、エスカルゴンなどの知識人層および、一般の成人層。(アニメ第38話参照)ブン、イロなどの子供層は、実用的な読解力を持たない。例外としてデデデ大王。小説『パピーポッティと愚者の石』ではこの文字が使われていた。また、デデデ大王に小説を取り上げられた住民達が、『本を返せ』と城に押し寄せてきた際に掲げていたプラカードにも、この文字が書かれていた。

*コックカワサキについては分類に悩んだのですが───というのも彼は、第28話で英語が読めないような口ぶりをしておきながら、第29話で英語の表記を含む広告を出している───たった一話分の時間で英語をある程度とは言え習得したとは考えにくいので、第29話での広告はカワサキ以外の人物(例えばフーム様)が作成に協力したか、あるいはカワサキが辞書を引き引き作成したものと見なし、カワサキは英語が読めないものだとして分類しました。

これを見て分かるように、共通言語という観念において一番重要な一般成人層が英語を理解していないのです。そして代わりに、(子供を除けば)一般成人層は線文字iを読み書きできる
このことを考えると、アニメプププランドで使われている共通言語は線文字iのように思えてきます。

・・・とは言え、無論まだ問題は残っています。現段階での問題点は、以下の3つ。
 1.チャンネルDDD、看板、広告などに英語が頻繁に使われているのは何故か。
 2.デデデ大王、そして子供たちは、何故線文字iを読み書きできないのか。
 3.↑の事実にも関わらず、共通言語とは考えにくい英語を一部の子供たちが理解できたのは何故か。
これらの問題点をうまく説明するまでは、線文字iを共通言語としてプッシュすることは出来ません。
そこでこれらの問題を解消するために、議論を深く掘り下げます。『プププランドにおいて、英語とは何のためにある言語なのか?』
この疑問と『フーム様やエスカルゴンなどの知識人層は英語を読み書きできる』という事実を組み合わせると、どうも英語は知識の一介として習得されている傾向があるように見えます。
例えば現代の日本に見れる英語という学問への需要の異常な高騰も、これと似た現象といえます。
また、アニメ第28話で成人層がさっぱり英語を読めていなかったのに対し、一部の子供が単語レベルの英語の理解を示していたことを見ると、どうもプププランドにおいて英語という学問への需要が高まり始めたのは、近年のことだったのでしょうか。これも現代の日本と通じる所があると思います。
1や3の理由はどうもそう言う風潮が背景にあってのことだと思われます。
また2ですが、(ブンやイローなどの子供が一体人間で言う幾つの年ごろに該当するのか、私には分かりませんが、)子供に関して『読み書き』の技術が不十分な点は、我が国日本でも同じことだと思います。
あくまで『話せる』事と『読める・書ける』ことは別で、後者の知識が不足している場合、子供にとって『小説を読む』と言う行為は少し高度過ぎるかも知れませんしね。2の半分はこれで説明がつきます。
『半分は』と断ったのは、例外としてデデデ大王がまだ残っているからですが・・・まぁ正直、彼はこういう役柄ですし^^;(ぉ)。恐らく大王の場合は例外的に、教養のレベルが不足しているのでしょう。
以上のような説明で、1,2,3の問題点はだいたい解消されたと思います。

結論。
以上の推論より導き出される答えは、アニメ『星のカービィ』のプププランドで使われている共通言語は、小説『パピーポッティと愚者の石』などで使われていたバーコードのような文字であり、また第二言語として英語を学ばせる風潮があるらしい、ということです。
・・・まぁ所詮は憶測に過ぎないんですがね・・・;


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