


トルクは最悪!
ご存知の通り、フォーミュラスターはその最高速度の速さと引き換えに、加速とステアリングがかなり低能になっている。一体この曲がりにくさでどこのカーブを曲がれと言うんだ、くらいの曲がりにくさだが、これを何とか解決しないかぎりはフォーミュラスターの最高速度をレースで出すことはできない。
速度をある程度出した状態でカーブにさしかかれば、曲がろうとするために、どうしてもいくらか速度が落ちる。しかしこの時の減速の度合いが小さければ、次に最高速度が出るまでの時間が短くなる。フォーミュラスターをうまく乗りこなす為には、このための技術を身に付けなければいけない。

1.ポンピングをうまく使え!
速度を落とさずにカーブを曲がる、といえばスティックを倒すだけで曲がる方法か、またはポンピングということになるが、フォーミュラスターはトルクが非常に悪いということは今し方話したばかりだから、自然ポンピングが残る。実際、緩やかなカーブの場合、ポンピングで曲がれば減速をある程度押さえて曲がることができる。
ただ、ポンピングを使ってもフォーミュラスターはまだトルクが非常に悪く、意地でもポンピングで曲がろうとすると、それはそれは指が疲れるほどの超連鎖となる。覚悟してカーブにかかろう。
2.急カーブでの処方箋
もちろん、そんなにトルクの悪いポンピングで、一般的なカーブが曲がれようはずもない。ポンピングを使ったとしても、曲がれるカーブはたかが知れていて、急カーブでポンピングをすればただ壁に激突して身動きが取れなくなるだけである。
だからと言ってカーブでドリフトをすれば、殆ど速度0の状態からスタートしなくてはならず、これはかなりのタイムロスになる。したがって急カーブにおいては、何か別の方法を考えなくてはならないことになる。
ここでほしかすがお勧めするのは、Aボタンをわざと長めに押すポンピング、名付けて『ファームポンピング』(firm───、しっかりしたポンピングの意)である。Aボタンを少し長めに押すことによってドリフトのようなトルクの良さを得て、Aボタンを離す時間を設けることでポンピングと同様に減速を抑えることができる。やり方の目安としては、普通のポンピングにおけるAボタン3回分の長さだけAボタンを長押しし、Aボタン1回分の長さだけAボタンを離す時間を設けるくらいである。
このファームポンピングをマスターすれば、急カーブでも常に25〜30km/hほどの速さを保ったまま駆け抜けることができる。するとしないとでは決定的にタイムの差が出るので、是非身に付けて欲しい。
3.壁には気をつけるべし
何のマシンでも壁には気をつけて欲しいのだが、フォーミュラスターだけは事情が異なる。
他のマシンで壁にぶつかれば、いくらか減速はするものの、跳ね返るようにしてもとのコースに復帰する。だからエアライドは、殆どコントローラー手放しでも勝手にマシンが走ってくれてゴールしてしまうことだってある。しかしフォーミュラスターが壁にぶつかると、壁との角度が大きかった場合、モロに刺さる。そして身動きが全く取れない。これを解消するにはAボタンを押しながらスティックを倒してマシンを正しい方向まで回転させ、そこでまた1からやり直しするしかない。ただ身動きが取れなくなるだけでもタイムロスなのに、フォーミュラスターにとってこの『1からやり直し』は、順位が逆転するほどの大事件である。
壁との角度が小さい場合は、殆どのマシンと同様に、跳ね返るようにして正しい角度にマシンが勝手に直ってくれるが、ともかく、フォーミュラスターで壁に触れるのはあまりに危険すぎる。かといって危なくなったときにドリフトをするのもあまりよくないから、こんなことが起こらないよう、ポンピングやファームポンピングで死ぬ気で曲がって欲しい。
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