Nightmare Labyrinth[3]



2スレ 開始〜スレ終了まで

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投稿日	: 2011/03/13(Sun) 01:27
投稿者	: オトモカービィ

「キャハハハ! ドウすルノサ。コノままじゃヤられチャうよ?」
不気味な話し方。目の前にいるのはマルク…。マルクのはず―――
「どうして…」
「は?」
「マルク… どうしてなんだ! 俺達は、強い絆を結び、チームを結成した。それなのに… 何で…? 何で俺達を…!」
それはいきなりだった。いきなり、マルクが笑い出したかと思うと、狂ったようにギャラクティックナイトに攻撃を仕掛けてきたのだ。
それも、遅れてきたギャラクシアナイトを無残に虐殺して。
マルクは腹を抱えて宙をくるくる回りながら大笑いしていた。
「ヲ前は何もハカっていないノサ。ボクがをマエ等トちームをクむトデモ思っタか!」
ギャラクティックナイトに思い切り顔を近づけて言い放つ。そしてそのまま技を繰り出した。
マルクは隊長。くじなどではなく、実力を認め合って決めたのだから一番強いのはマルク。ただでさえ避けにくいのにこんな近くで放たれたら…。
館内に大きな音が響き渡った。



そのロープはありえない強さで縛られており、解くのは容易ではなかった。
彫刻なのに…彫刻のはずなのに…何やってんだろ。
どれ位時が過ぎたのだろう。もう朝になっていいはずなのに、全然光が差し込まない。趣味の悪いだけではなく、窓も無いのか―――
そう思っていたかった。あれ、彫刻の手が動いたような…? 気のせいかな。
自分で感じたくらいだと多分3時間。ようやくロープを解くことが出来た。時がこれほどまでに長く感じたのは初めてだ。
「貴女… そこで何をしているの?」
声の主は目の前に立っていた。猫耳の少女。何時からたっていたのだろう。足音さえ聞こえなかった。
やがて、くくりつけていた物が無いことに気がつくと手にしている箒をこっちに向けた。
「ったく、あいつ侵入者を操ってあんな幻覚も創って上出来だけれどここに侵入者が入ることを許すなんてね。さて、ここにあったもの…、まさか貴女が持ってたりしないよね」
冷静を保ってみるが無駄だった。この少女には全てお見通し。最初から見ていたのではないのだろうか。後ろに隠している彫刻も一瞬にしてばれる。
「さあ、早く渡して。痛い目見たくないのなら」
嘘だ。この彫刻を渡しても素直に帰してもらえる気配が無い。突然少女が黒い玉を放ってきた。目の前ではじけるもその威力は凄まじく、一気に後ろまで飛ばされる。
近づいてくる…。嫌だ…。来ないで…。
可愛げな瞳から流れ出る涙は大粒だった。いつのまにか恐怖で泣いていた。怖くて… まだ死にたくない。
少女は再び箒を構えた。ここで覚悟を決めなければならない。ここで最後を遂げ―――
「ヤメロ」
それが目にした最後の光景だった。彫刻が動き出したかと思うと少女が倒れた。そしてそのまま自分も気を失った。



「メタナイト。これを見て」
屋敷の中、一つの部屋の中での出来事だった。壁にカービィの写真が釘付けにされて貼られていた。その上に見下すようにお化けの写真が飾られている。
思えばこの屋敷内にはやたらとカービィや歴代の悪者達の写真が飾られていた。確かに玄関に飾ってあったのも傷だらけだった。しかし、釘まで来ると少し嫌な予感がした。
いくつもの錬金術書、魔術書など数々の科学では証明できないことの専門学書見つかっていった。どれも皆、『亡き存在を有り存在にする』方法が載っていた。
「もしかして… この館の持ち主って―――」
大きな爆発音と共に地面が揺れた。すぐに収まったが、あれほど大きく揺れたのに本が全く落ちていないのだ。
「やはりこれは…」
2人が更なる追求をしようとしたとき、マルクが現れた。
「キャハハハハ! ミーっツケタ! ぼくト一シょにアソぶのサ!」
いきなり羽を羽ばたかせてマルク砲を放ってくる。メタナイトはアドレーヌを庇って倒れていた。
「メタナイト!」
「アドレ…−ヌさん…お逃げ下…さい…」
アドレーヌは走り出そうとしたがひどい頭痛と目眩で動けない。こんな時に強烈な眠気も襲ってきた。
「アハはははは! クダらナいユージョーゴッこはもうおしマーイ! あはハハハハハ…ハ―――」
笑い声が消えた。何故笑い声が消えたのかは気になったが眠気の所為で目を開けて入られない…。
私はそのまま眠った。

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投稿日	: 2011/03/15(Tue) 05:08
投稿者	: ユービィ

一方その頃、屋敷内でお宝を探し続けるシャドー一行。
あちこちの部屋にある棚や額縁の裏、ベッドの下など怪しいところはくまなく調べた。
「見つからねぇな」
レイヌが空っぽの引き出しを元に戻しながらぼやく。
(そもそもこの屋敷に本当にお宝があるかどうかわかんねぇのになぁ…)
そう思ったシャドーだが、また口論になりそうな予感がするので心の奥底でとどめておくだけにした。
とりあえず次の部屋を探すために階段を登り上の階へ上がった時、三人はそこにいた人物を見て驚いた。


「お宝、みつからないなぁー……」
相変わらず単独行動で屋敷内を物色しているアカービィ。
彼自身、自分が今どこにいるのか、どうやって屋敷の外へ出るのかはわかっていない。
それよりも大切なのはお宝なのだ。
足元に転がっていたゴブレットを拾い上げ、しげしげと眺める。
「実はこれがすっげぇ価値のあるお宝……なわけないよなぁー」
呑気にそんなことを考えながら今いる部屋の家具をあちこちへと動かしたりする。
何気にソファをどかした時、床に大きな穴が開いていることに気がついた。
覗き込んで見ると、下の部屋の光景が見えた。
そこには、メタナイトにアドレーヌ、そしてアカービィが最初に屋敷でケケと戦った(?)時に現れた三人組が居た。
「あ、あいつらっ……2人をどうするつもりなんだ!?」
なんだかんだいって大切な友人に何かされると思いこんだアカービィはもう我慢できずに下の階へ飛び降りた。
手には得意のコピーの元"ファイア"を握りしめて……。


その頃、屋敷の最深部では謎の幽霊のような影が水晶玉に映った屋敷内のある部屋の様子を見ていた。
『ほぉ、侵入者同士で勝手に潰し合いが始まりそうだな……』
それは先ほどアカービィが入り込んだ部屋の様子であった。

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投稿日	: 2011/03/17(Thu) 01:14
投稿者	: ホーミィ

目を覚ましたら彫刻が動いていた。


とりあえず訳が分からない。状況を飲み込むのに、2分位は掛かったんじゃないか。
理解出来る範囲の話だと、こんな感じだと思う。

名前は、ギャラクシアナイト。
ある戦士の弟さんらしい。(お兄さんの名前は聞き逃してしまった。)
どうやら怪我を負って別の所に居たらしく、詳しい事は分からないのだそう。



名前を聞かれなくて良かった、とルディは思っていた。
なにしろ、こんな方向音痴が、有名看護婦だと知られるなんて。

「アドレーヌ?メタナイト?」

階段をやっとの事で上がりきる。
汗でびしょ濡れだが、気を抜く暇は無に等しい。
「お前、誰だっけ…。お宝狙いか?」
少女だ。髪の毛には少々ホコリが。
床にも少女が倒れている。目も覚めるような赤色のベレー帽。
そして、そのそばにギャラクシアさんとは違う仮面の人が倒れている。
「いや、違う。ある人を探しているんだ。」

ところが、いきなり凄い音と熱気が起こる。
真っ赤なボールみたいななの男の子。頭で炎がメラメラと燃えていた。

「お前ら!アドレーヌになにするつもりだ!!……ん?」

男の子は私達に気づいて、もっと炎を強くし始めたのだ…!

これは、もう確実だ。完全に敵と勘違いされている。

少女達(黒い子とか、ネズミさんとか…)は、正に「見守って」いた。

必死に説得しているギャラクシアさん。お構いなしの赤い子。

助けになりたい…でも。
持ってる物と言えば、薬品や、救急セット、カルテ用の紙と鉛筆位。

すると、ルディの目にある物が止まった。

「キンカン(臭います)」

一か八か。やるしか無かった。

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投稿日	: 2012/07/20(Fri) 09:29
投稿者	: ユービィ

ギャラクシアナイトは必死になって説得をする。
自分達は敵意は無く、むしろ我々は協力する立場にいるのだと。
だが、怒り心頭のアカービィに聞く耳は無い。
「黙ってろ青シイタケ、んなこと言って俺を連れ戻すつもりなんだろ? 俺は戻る気は無いね。この屋敷のお宝は全部俺のものだが、その前にアドレーヌ達に何かしようとしたコイツらを叩きのめしてぇんだよ!」

「ちょっと待った、なんでアッカーも宝の事を知ってんだ?」
と、レイヌ。
「冥土の土産に教えてやろうか、アドレーヌのそっくりさんよぉ。 ……俺がここに来る前にお前の連れのシャービィに似たヤツとネズミが大声で話してるのを聞いたんだよ、大声でな」
「へぇ、なるほどな」
そうとだけ返すと、レイヌはポケットを弄り小さな石を取りだす。
そしてスピンの方を振り返り囁いた。
「スッピー、アッカーの事どう思う?」
「宝を横取りしようとする奴ならここで片づけとかないとな」
「よし、決まり」

言うが早いか、直後にスピンは手裏剣を取りだしアカービィに向かって投げつける。 それを素早くかわし、火炎放射で反撃するアカービィ。
「シャッドーよりなかなか素早いじゃないか」
「そっちこそ、お前みたいな戦い甲斐のある奴は初めてだぜ!」
お互い相手を褒めつつも譲らない姿勢で攻防を繰り広げる。
一方レイヌも、未だに気絶しているアドレーヌからちょいと絵筆を(勝手に)借りると、床に大きな鳥の絵を描いた。 そして石を構え描いた鳥を実体化させる。
「おいおい、多勢に無勢ってか? んじゃちょっと本気出しちゃおうかな」
等と軽い冗談を言いながらアカービィは自身の能力を切り替える。
ファイアから、その上位能力……ドラゴストームへと。


一方その頃、ケケは侵入者全員を探すべく屋敷内を徘徊していた。
「赤いの、黒いの…青い仮面をつけたの……全員…捕まえる……」
そう同じ事を何度も何度も呟きながら、彼女は歩きまわった。




【補足】
アカービィは炎属性能力の使い手です。彼がファイア能力を使う場合、全ての技の威力は2倍に増加、また手に炎を纏った「ファイアハンド」と足に炎を纏った「ファイアレッグ」、腕から火炎ビームを撃ち出す「ボルケーノブラスト」を追加技として使用できます。 またドラゴストームの能力に使用時間制限が無くなります。

代わりに氷属性のアイスの能力を使用すると総合的に威力が半減する上、技も「コチコチ吐息」「コチコチブリザード」の2種類のみになります。
また、ファイア能力を使用しているときは水属性の能力が弱点となります。


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