WolfKnight〜人狼騎士〜[1]



1スレ 開始〜スレ終了まで

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投稿日	: 2011/03/19(Sat) 01:22
投稿者	: ホーミィ

先日。卿が狼に噛まれて怪我をした。深い傷だ。しかも傷口が化膿し始めている。

でも、大丈夫。卿はこんな怪我で死んだりはしない。
卿はとても強い方。私達の大切な…



大丈夫ですか?卿…。しっかりして下さい!」
私の声は、出しすぎで半ば狂気的な声になってしまった。
「………あぁ……。」
「卿!」
メタナイト卿がいつもとはどこか違う、虚ろな声で答えた。

「良い……。」

「卿…?何が良いんですか!?かなり酷いですよ、この怪我…。」
「そなたの血の匂い…なんと良い香り…。」
「メタナイト卿?どう「逃げろ!!ブレイド!!」」

私の目の前に急にソードが飛び出してくる。

卿は仮面の下の目をぎらつかせ…。それは、正に青いケモノだった。

   
卿は。
血と肉を好む人食い狼と、化してしまった。

どうりで傷が深過ぎる訳だったのだ。
私が先に気付いていれば良かった物を…。

「ブレイド!逃げろぉぉぉ!!!」

足が言う事を聴かない。舌つづみを打つ卿が、すぐそばに居る。

卿が目の前に来た時だ。足は急に言う事を聴き出した。
鞭を打たれたかの様だ。そして卿…。いや、ケモノは笑いかけてくる。

「その身体。さぞかし美味だろうな…。君もそう思うだろう?な?」

背筋がゾッとする。けれども、逃げなくては………食われる!!

すると、左腕に絶望的な痛みが走る。 赤い雫が滴り落ちていくー。


薄れる景色には、私の左腕にかぶりつき笑う卿と、絶望感を醸し出したソードが映っていた。

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投稿日	: 2011/03/19(Sat) 01:45
投稿者	: ホーミィ

ストーリーについて

簡単にすると、狼に噛まれたせいで人狼となったメタナイト卿を救うために、
ブレイドナイトが旅をする、と言うお話です。
ソードは危険な状態です。
また、ブレイドナイトは左腕を無くしています。(詳しくは本編)
基本、カービィは何もしません。食って寝ております。((え
デデデも同意。

オリキャラについて

少々厳しいですが…

1 一人に付き最大2人で。
2 なるべく人間体では無い者。
3 強過ぎも控えて下さい。

私のオリキャラ(フリーキャラです)

1 ノルフィ

マイペース、のんびり、無口。虚しい過去を持つ(詳細は不明)
武器は鉛筆で、描いた物を操作できる(実体化はしない)

2 ルディ

ワドルディ族、怖がり、方向音痴。
有名な看護婦だが、貧しい。武器は特に決まってない
こんな感じです。

結末は、皆様と一緒に描いて行きましょう!
       
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投稿日	: 2011/05/31(Tue) 23:49
投稿者	: オトモカービィ

暗い暗い山の奥。
そこで生活をしている二人の兄弟がいた。
兄の名をギャラクティックナイト。弟の名をギャラクシアナイト。
二人の兄弟は、久しぶりに小屋に帰ってきたためクモの巣が出来ていたり、いたるところに虫がいたりネズミがいたり。
あまりにも汚かったので、掃除を始めることにした。そして、掃除がもう少しで終わるという時に、本棚から一冊の本が落ちてきた。

「む…。あぁ、懐かしいな」
「兄さん? どうしたのですか」
ギャラクシアは、一冊の本を手にとって表紙を眺めているギャラクティックに呼び掛けた。
しかし、返事は返ってはこなかった。ギャラクティックは、本の表紙を眺めたまま動かなかった。

「おーい? 兄さん?」
「ギャラクシア、ちょっと来てみろ。ほら、この本だ」
ギャラクシアは、自分の兄に呼ばれて手にしている本の表紙を見つめた。
題名には『人食い狼』と書いてあった。
しかし、彼は首をかしげた。記憶にないのだ。この本に関しての記憶が。
そのことについて、彼がギャラクティックに尋ねると「そうだった。多分、お前は覚えていない」と返された。

「何故なら、お前は確か2〜3才の頃に父さんから沢山、読み聞かせ
されてたんだぞ。その時の怯えようときたらな、そりゃもう、傑作だった」
そう言って一人で笑っていた。
ギャラクシアは小さい頃のことなど、過ぎたことで馬鹿にされることはあまり気にはしなかった。どうしてそんなことで馬鹿にするのだろう。と、本気で考えたことも何回かあった。
その本の内容は兄曰く、人を食べる狼男が出現して、そのオリジナルに噛まれたものは、オリジナルと同じく人を食べる狼男になってしまう。そういうお話らしい。
ギャラクティックは笑いながらその本を読んでいった。見てる方は気持ち悪く感じる。そして、ギャラクティックの笑い声とページをめくる手がピタリと止まった。
何事かと思い、聞こうと思ったが顔を見て分かった。結構、重大らしい。ギャラクティックは口を開いて、あるページを自分の弟に見せた。

「ギャラクシア。この本には、狼男とかしてしまった者を治療する方法が解明した、というシーンがあった。そして、そのシーンが書いてあるページが破り取られている。これはどういうことだろうか?」
「兄さんの察しのとおりだと思われます」
あくまでも、彼らの推測に過ぎないが治療方法が書いてあるページが抜き取られているということは、誰かがそれを実行しようとしているということだ。
神経を研ぎ澄ましていると、血の匂いが漂ってきた。

「推測通り。行くぞ! ギャラクシア!」
彼らは血の匂いのする方へと飛び去っていった。


現場に到着した二人はそのおぞましい光景に絶句した。
血まみれで倒れているソードナイトとブレイドナイト。そして、口から血を吐いて立ち尽くしているメタナイト。
ギャラクティックはメタナイトの肩をつかんだ。

「おい、メタナイト! これはどういう状況だ? 説明しろ!」
「そなたの血の香りも… 良い香りだ…」
背筋に悪寒が走った。メタナイトは血を吐いてなどいなかった。口から垂れている血は、そこに倒れている者の血であった。
舌打ちをしながらメタナイトを突き飛ばしたあとに、二人に駆け寄った。様子を見るからに大丈夫そうではない。

「ギャラクシア! その二人を病院に運んでくれ!」
いくら、銀河最強の戦士といえどこんな状況は想定外であった。ギャラクシアは戸惑いながらも命令を理解し、町の方へと二人を抱えて飛び去った。
ギャラクティックは時間稼ぎをすることにした。町に出してはならない。メタナイトがオリジナルではないにしろ、無差別に人をその胃袋に収めてしまうのだから。
彼は大声でメタナイトの注意を引き寄せながら周りを走り回っていた。
彼は忘れていたのだ。彼らの仲間入りを果たしたものが得る力のことを。ありえない速さを得るといことを。
目の前のメタナイトが消えたと思うと、彼の真後ろに立っていた。

「では、その身体… とくと味あわせていただこう…」
そういうとメタナイトは後ろからギャラクティックを拘束した。
そして、その牙を彼の肉にそえて…

「うおォォオォォォォォ!」
閉じた。辺りに真っ赤な鮮血が飛び散った。



キャラクター紹介
ギャラクティックナイト:正義感の強い、元銀河最強の戦士。弟と一緒に暮らしている。勘や推測がよく当たる。
ギャラクシアナイト:正義感の強い、元銀河最強の戦士の弟。イメージカラーは青。剣術より忍術の方が得意。お兄ちゃん大好きっ子で礼儀ただしい。

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投稿日	: 2011/06/04(Sat) 02:49
投稿者	: ホーミィ

遠くの方に、薄っすらと見える町。
実の所、ギャラクシアはかなり焦っていた。
今、ギャラクシアが飛んでいる間にも二人からは血が滲みでているのだから。
ソードナイトとブレイドナイト自体はきっと重くないのだろうが、硬い鎧を着込んでる彼らは重い。
しかし、油断は出来ない。少しでも遅れれば命を落としかねないからだ。
必死に飛んでいると、あのおぞましい光景がまぶたの裏に浮かんでくる。

青色のメタナイトの肌が、仮面の下からの静かな微笑が。誰かの血液で赤黒く汚される・・・
そして、その誰かの血液が兄の物だとしたら・・・。

背筋がぞぞっとしたので、やめた。

そして。器用にソードナイトの持ち方を瞬間的に変え、後ろへバッとクナイを投げる。
「なぜダークマターが・・・?」

クナイはぎりぎりダークマターに避けられる。もちろん、そいつはギャラクシアを攻撃してくる。
「っ・・・こんな時に・・・。」
二人の重みで避け切れなかったビームがびしっ!と肩に当たり、血液が滲む。
「私はあなたに構ってる暇はありません!」
ギャラクシアははっきりとそう言った。
「・・・ふっ。ハハハハハ!!こいつが居てもかい!?」
ダークマターが指差す先には・・・

「!」

自分の兄が一人。





「ははははは!今だ!死ねぇ!」
ギャラクシアは、兄をこれ以上傷つけ無いために自分が犠牲になっているのを思い、笑った。

「さあ、これで終わらせる!!」
エネルギーはダークマターのそばで、どんどん溜まっていっている・・・。
「冥土の土産に教えてやろう。
人を完全にオリジナルにするには、偽者では無理だ。純血の者でなければならない。
何故か分かるか?純血の者の牙に特殊な成分があるからさ!
・・・おっと、そろそろ排除するかァ!!??」


ビームが放たれる瞬間、ダークマターは背にとんでもない痛みを感じ。もんどりうってバランスを崩す。

「ニ、にげロ!!早ク、ワタシから離レろ!!!」


それは、聞くのはこれが最後かも知れない、兄の声だった。







ギャラクシアが、目を薄っすらあけると。木造の壁が目に飛び込んできた。
「・・・?」

たしかにギャラクシアは、病院へたどりついてソード、ブレイドを預けてきた。それから?
ギャラクシアは部屋を見回す。自分の住居より小さいこの小屋。下手すればすぐに崩れそうだ。
この様子だと、水道や電気もなさそうだ。(部屋に火の消えたろうそくが置いてあった。)
割れかけた三面鏡の近くにこの部屋の持ち主は、いた。ワドルディ種族のようだが、椅子に腰掛たまま寝ている。


よく見ると、ベットの淵に名前が彫ってあることにギャラクシアは気が付いた。

「L,E,D,E,E・・・ルディ?」

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